香港における広東語教育事情

香港における広東語教育事情

香港はインターナショナル町として、外国人にとってはとても住みやすい街だとよく言われます。自分の国の食材や読み物などを手軽に買えるからです。前回、博友(お節介じいさん)からの依頼があった、今日は香港における外国人の広東語教育事情について話したいと思います。

10年前は、中国語(普通語)は現在と違って、香港ではあまり通じない言語でした。香港に滞在する外国人は普通語より広東語を勉強する傾向がありました。生活上では広東語のほうができれば、便利だからです。また香港の映画、歌手などの影響を受けて、広東語が大好きな外国人も結構いました。中国大陸の人もカラオケで広東語の歌を歌っています。

ここ数年、華流ブームで、香港のポスターやテレビコマシャルにも大陸出身の女優さんもデビューしたりします。香港人が普通話を勉強する人数も年々増えてきています。また中国大陸から大勢な観光客が来ています。香港で広東語が話せなくても普通語だけでも生活上では全然問題ありません。

それも理由で香港に来ている外国人が広東語ではなく、普通語を勉強する傾向になったのかもしれません。普通語ができれば、中国の13億人とコミュニケーションが取れますから。得した気分になるからだと思います。

 

2017-12-23T16:13:45+00:00